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・2011年・2010年・2009年以前 |
| 2012年4月 |
【スギナ(ツクシ/モンケイ)】 安全性:医薬品等との相互作用 (120427)
・ヒト肝臓ミクロソームを用いたin vitro試験において、スギナエキスにはCYP1A2 (IC50=31.1μg/mL) 、
CYP2C9 (IC50=22.3μg/mL) 、CYP2C19 (IC50=18.8μg/mL) 、CYP3A4 (IC50=23.5μg/mL)
の
阻害作用が認められたという報告がある。 |
【イチョウ】 安全性:危険情報 (120426) ・イチョウの果実や種子との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
28歳男性 (日本) が銀杏を約50個摂取し、けいれんと嘔吐を呈する銀杏中毒を起こした。
・1歳3ヶ月男児 (日本) が、焙った銀杏を7時間のうちに約50個摂取し、けいれん、意識障害を呈する
銀杏中毒を起こした。
・41歳女性 (日本) が炒った銀杏を60個摂取し、4時間後から嘔吐、下痢、めまい、両上肢振戦、悪寒を
呈する銀杏中毒を起こした。 |
【シイタケ】 安全性:危険情報 (120425)
・16歳女性 (日本) が食後の運動中に眼の痒み、腫れ、呼吸苦などを伴うアナフィラキシーを2回経験し、
誘発試験においてシイタケ摂取後の運動負荷によりアナフィラキシー症状が認められ、シイタケによる
食物依存性運動誘発アナフィラキシーと診断されたという報告がある。 |
【ダイズ】 安全性:危険情報 (120424) ・ダイズ製品摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
花粉症のある59歳女性 (日本) が豆乳200 mLを摂取し、20分後に舌の腫脹、痺れ、口腔の閉塞感、
呼吸苦、全身の蕁麻疹などのアナフィラキシーを起こした。 |
【シイタケ】 安全性:危険情報 (120420) ・シイタケとの因果関係が疑われるシイタケ皮膚炎が多数報告されている。
4名 (42歳男性、51歳女性、61歳女性、78歳男性、日本) が焼きシイタケ4~6個または干しシイタケの
戻し汁を摂取し (摂取量不明) 、2~4日後に掻痒を伴う紅斑を発症して、シイタケ皮膚炎と診断された。
・41歳女性 (日本) が乾燥シイタケの戻し汁をコップ1杯/日、2日間摂取し3日後より掻痒を伴う紅色皮疹を
発症して、シイタケ皮膚炎と診断された。 |
【ガラナ】 有効性:脳・神経・感覚器 (120420)
・放射線治療による倦怠感のある乳がん患者75名 (22~70歳、ブラジル) を対象とした
2重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ガラナ50 mg×2回/日を
21日間摂取させたところ、倦怠感や疲労感の自己評価 (FACIT-F、FACT-ES、BFI) が
向上したという報告がある。 |
【クランベリー】 有効性:生殖・泌尿器 (120419) <尿路感染症に対する有効性が認められなかった報告>
・膀胱または子宮頸がんで骨盤放射線治療を受けている患者128名 (試験群64名、
中央値67.5歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、
クランベリージュースを1日2回、放射線治療期間中および治療後、併せて6週間摂取させたところ、
治療の副作用である頻尿や尿路感染症の発症率に影響は認められなかった。 |
【スギナ(ツクシ/モンケイ)】 安全性:動物他での毒性試験 (120418)
・スギナの熱水抽出物は、in vitroでの復帰突然変異試験、染色体異常試験、およびラットでの小核試験、
単回投与毒性試験において、いずれも毒性は認められなかったという報告がある。 |
【朝鮮ニンジン】 安全性:危険情報 (120413)
・アレルギー性鼻炎があり、朝鮮ニンジンの卸業に5年間従事する34歳女性 (韓国) が、6ヶ月前から
繰り返し呼吸困難や喘鳴を発症し、朝鮮ニンジン粉塵による喘息と診断されたという報告がある。 |
【ゴールデンシール,ヒドラスチス,カナダヒドラチス,カナダヒドラスチス】
安全性:動物他での毒性試験 (120409)
・雌雄ラット及びマウスを用いた2年間の毒性試験の結果、ゴールデンシール根粉末の経口摂取は、
雄ラットで肝細胞腺腫および肝細胞がん、雌ラットで肝細胞腺腫、雄マウスで肝細胞腺腫の増加が
示されたという報告がある。 |
【朝鮮ニンジン】 安全性:危険情報 (120403)
・季節性アレルギー鼻炎のある44歳男性 (韓国) が、朝鮮ニンジンを摂取し (摂取量不明) 、10分後に
鼻漏、鼻づまり、喘鳴、呼吸困難、腹痛を起こし、オープンチャレンジ負荷試験 (50 g) 、
好塩基球活性化試験、プリックテストにより、朝鮮ニンジンによるアナフィラキシーと
診断されたという報告がある。 |
【カバ】 安全性:動物他での毒性試験 (120402)
・雌雄ラット及びマウスを用いた2年間の毒性試験の結果、カバ抽出物の腹腔内投与には、
雄マウスで肝芽腫および肝細胞がん、雌マウスで肝細胞腺腫および肝細胞がん、雄ラットでの
精巣間質細胞腺腫の増加が示されたという報告がある。 |
| 2012年3月 |
【コリアンダー】 安全性:危険情報 (120328)
・花粉アレルギーのある45歳女性 (スペイン) がカレーを食べると鼻結膜炎症状を呈する状態が
4~5ヶ月間続き、スキンプリックテストでコリアンダーに対して陽性を示したという報告がある。 |
【カイアポイモ】 有効性:糖尿病・内分泌 (120323)
・2011年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験2報について
検討したメタ分析において、II型糖尿病患者におけるカイアポイモの摂取はHbA1c、空腹時血糖値の低下と
関連が認められたという報告がある。 |
【オオアザミ (マリアアザミ、オオヒレアザミ、ミルクシスル)】 有効性:糖尿病・内分泌 (120323)
・2011年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験2報について
検討したメタ分析において、II型糖尿病患者におけるオオアザミの摂取はHbA1c、空腹時血糖値の低下と
関連が認められたが、試験によるバラつきが大きく、更なる検討が必要であるという報告がある。 |
【コロハ、フェネグリーク、フェヌグリーク】 有効性:糖尿病・内分泌 (120323)
・2011年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験2報について
検討したメタ分析において、II型糖尿病患者におけるコロハの摂取はHbA1cの低下と関連が認められたが、
空腹時血糖には影響を与えなかった。ただし、試験によるバラつきが大きく、更なる検討が
必要であるという報告がある。 |
【ケイヒ (桂皮)】 有効性:糖尿病・内分泌 (120323) 有効性が認められなかったという報告
・ 2011年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験3報について
検討したメタ分析において、II型糖尿病患者におけるシナモンの摂取はHbA1c、空腹時血糖に
影響を与えなかった。 |
【ニンジン】 安全性:危険情報 (120316)
・24歳女性 (中国) が、ワイルドキャロットの煎じ汁を3回/日、3日間、左足に塗布し素足にサンダルで
過ごしたところ、足の甲に色素過剰の斑を生じ、植物性光線皮膚炎と診断されたという報告がある。 |
【クコ】 安全性:危険情報 (120314)
・60歳女性 (スペイン) が、クコ (L. barbarum) のベリー茶 (ベリー1握り/カップ) を3回/日、
10日間摂取したところ、無気力、関節痛、下痢、腹痛、黄疸、全身性紅斑、発疹を伴う肝毒性を呈し、
摂取中止後1ヶ月で回復したという報告がある。 |
【ツボクサ】 安全性:危険情報 (120312)
・リメサイクリンでニキビ治療中の15歳女児 (イギリス) が、ニキビ治療を目的としてツボクサ含有ハーブ薬を
インターネットで購入し20 mg/日、6週間摂取したところ、急性肝不全を起こしたという報告がある。 |
【ゼラチン】 安全性:危険情報 (120305) ・ゼラチン含有製品摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
・アトピー性皮膚炎の既往歴がある2歳6カ月女児 (日本) が、グミキャンディーを約10個摂取したところ、
翌日に強いかゆみが、3日後にアトピー性皮膚炎の急な悪化が認められた。
半月程前にもグミキャンディー摂取による強いかゆみ、皮膚炎症状の悪化が認められていたため、
摂取したグミキャンディーに含まれるゼラチンによるアトピー性皮膚炎の症状悪化と診断された。
・6歳5カ月女児 (日本) がグミキャンディーを摂取した30分~1時間半後に運動したところ、蕁麻疹、咳嗽、
喘鳴、呼吸困難を発作的に繰り返し、呼吸器症状は数時間後に、皮膚症状は翌日までに消失した。
医療機関において食物経口負荷および運動負荷試験を行ったところ、ゼラチンを7%含むグミキャンディーを
摂取し、30分後に運動を負荷させた時のみ、膨疹、喘鳴などが出現したため、ゼラチンが
原因となった食物依存性運動誘発アナフィラキシーと診断された。
アレルギーの臨床.1997;17(11):856-8.日本小児科学会雑誌.1999;103(7):759-62. |
【エゾウコギ】 安全性:医薬品等との相互作用 (120305)
・in vitro 試験において、小腸薬物トランスポーター P-pg、PEPT1の阻害と肝CYP3A4、CYP1A2、CYP2C9
CYP2D6、CYP2E1の阻害が認められ、動物実験 (ラット) において、肝CYP2C11、CYP3A1、CYP3A2の
阻害が認められたという報告がある。 |
【カンゾウ、甘草、リコリス】 安全性:危険情報 (120302) ・カンゾウ摂取との因果関係が疑われる重篤な低カリウム血症が多数報告されている。
神経性食欲不振症の18歳女性 (デンマーク) がカンゾウ約20 g/日含有の菓子を2ヶ月間摂取したところ、
重篤な低カリウム血症状を呈した。 |
| 2012年2月 |
【カンゾウ、甘草、リコリス】 安全性:危険情報 (120222)
・49歳女性 (オランダ) が、大量のカンゾウ (摂取量不明) を2週間摂取したところ、激しい頭痛と
視力障害を発症し、高血圧性脳症および可逆性後頭葉白質脳症と診断され、カンゾウ摂取を
中止したところ、正常血圧に戻ったという報告がある。 |
【クズ】 有効性:その他 (120221)
・中程度の飲酒習慣のある成人10名 (28.5±6.84歳、アメリカ) を対象とした
二重盲検クロスオーバープラセボ比較試験において、クズ根抽出物 (総イソフラボン750 mg/日) を
9日間摂取させたところ、睡眠時間や睡眠の質に影響は与えなかったという報告がある。 |
【カバ】 安全性:危険情報、医薬品等との相互作用 (120220)
・危険情報
22歳女性および63歳女性 (共にドイツ) がカバ抽出物100~150 mgを摂取したところ、口腔および舌の
運動障害、強直性の頭部の回転、痛みを伴う体幹の回転などが生じたとの報告がある。 |
【エゾウコギ】 安全性:医薬品等との相互作用 (120220)
・心房細動の既往歴がありジゴキシンなどの医薬品を数年間服用し、血清ジゴキシン濃度が
安定していた74歳男性 (カナダ) が、半年程度エゾウコギカプセルを摂取したところ (摂取量不明) 、
血清ジゴキシン濃度が上昇。摂取中止により回復したが、エゾウコギカプセルの再摂取により
再び上昇したとの報告がある。 |
【クランベリー】 有効性:生殖・泌尿器 (120220)
・尿路感染症に対する有効性が認められなかった報告
閉経前の尿路感染症患者176名 (試験群120名、平均25.3±6.6歳、アメリカ) を対象とした
無作為化プラセボ比較試験において、クランベリージュースを4オンス (約120 mL) /日または
8オンス (約240 mL) /日、6ヶ月間 (中央値168日) 摂取させたところ、尿路感染症の再発率や
尿中大腸菌P線毛検出率に影響は認められなかった。 |
【ウコン】 安全性:危険情報 (120216)
・ウコン摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。 一過性脳虚血、左頸動脈狭窄の
既往歴がありバイアスピリンを服用している62歳男性 (日本) が、10年前から自家栽培のウコンスライスを、
2年前からウコン粉末を摂取していたところ、体幹と四肢に強い掻痒を伴う紅斑と丘疹が出現して
医療機関を受診。バイアスピリン、ウコン粉末によるDLST (リンパ球刺激試験) は
共に陰性 (ウコンスライスでは未実施) 、ウコンスライスとウコン粉末の中止および薬物投与により症状は
改善したが、薬物投与の中止により、以後数回にわたって症状が再燃した。その後の調査により、
数ヶ月前からショウガを毎日摂取していた事が判明、ウコンおよびショウガ摂取を中止したところ、
1ヶ月後には紅色丘疹は軽快したため、ウコン摂取が誘因と考えられる慢性痒疹と診断された。 |
【イラクサ属(ウルチカソウ)イラクサ】 有効性:免疫・がん・炎症 (120215)
・II型糖尿病患者45名 (試験群24名、平均53.92±6.82歳、イラク) を対象とした
二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、イラクサ水アルコール抽出物100 mg/kg/日、
8週間摂取させたところ、血清中IL-6、高感度C反応性蛋白 (hs-CRP) の減少が認められたが、
TNF-α、インスリン感受性、BMI、ウエスト周囲に影響は認められなかったという報告がある。 |
【セイヨウオトギリソウ (セントジョーンズワート) 】 安全性:医薬品等との相互作用 (120214)
・統合失調症でクロザピン500 mg/日の服用により安定していた41歳女性 (オランダ) が
セイヨウオトギリソウ900 mg/日を摂取しはじめたところ (摂取期間不明) 、血中クロザピン濃度の
低下による症状の悪化がみられ、セイヨウオトギリソウの摂取中止により改善したという報告がある。 |
【セイヨウオトギリソウ (セントジョーンズワート) 】 安全性:医薬品等との相互作用 (120210)
・動物実験 (ラット肝臓の灌流実験系) において、CYP2D2、CYP3A2の誘導とCYP2C6、CYP1A2の
阻害が認められたという報告がある。 |
【エキナセア】 有効性:循環器・呼吸器 (120203)
・健康な成人170名 (平均43±14歳、試験群85名、オーストラリア) を対象とした
二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、エコノミークラスでの長時間 (15~25時間) の飛行を伴う
旅行 (1~5週間) の出発14日前から帰国14日後までの間、エキナセア根抽出物
(アルキルアミド4.4 mg/粒含有の標準品) を1~2粒x2回/日摂取させたところ、帰国時の
呼吸器症状 (WURSS-44) の抑制が認められたという報告がある。 |
【バターバー】 安全性:危険情報 (120202)
・バターバーはピロリジジンアルカロイドを含み、肝毒性の恐れがあるので、ピロリジジンアルカロイドを
含む製品の摂取はおそらく危険と思われる 。英国MHRAによると、バターバー製品
(摂取量、期間とも不明) との関連が疑われる肝毒性が40例報告されている
(急性肝炎9例、うち2例は肝移植が必要となる肝不全) 。しかし、これらの症例で使用された
バターバー抽出物はピロリジジンアルカロイドがほとんど除去されており、ピロリジジンアルカロイド以外の
成分 (セスキテルペンのペタシンなど) が肝毒性に関係している可能性もある。
そのため、ヨーロッパ諸国において、バターバー製品は承認されていないか、制限されている 。
英国MHRAウェブページ (2012年1月27日) |
注意喚起および勧告内容 (20120201)
2012年1月27日、英国MHRA (The Medicines and Healthcare products Regulatory Agency)
が
バターバー (西洋フキ) を含む製品を使用しないように注意喚起。
解説
英国MHRAは、バターバー (学名:Petasites hybridus) を含有している未承認製品が英国で
販売されていることを受け、当該製品の使用と関連したリスクについて消費者に警告。
バターバーに含まれているpyrrolizidine alkaloids (Pas) は重篤な肝障害や臓器不全を起こすことが
研究で示されている。動物実験では癌を引き起こすことも示されている。
また、バターバー製品との関連が疑われる肝毒性が40例報告されている
(急性肝炎9例、うち2例は肝移植が必要となる肝不全) 。
これらの症例で使用されたバターバー抽出物はPAsがほとんど除去されており、PAs以外の
成分 (セスキテルペンのpetasinなど) が肝毒性に関係している可能性もある。そのため、
バターバー含有製品の使用は直ちに中止すべきである。
なお、英国において承認されたバターバー含有製品はなく、他のヨーロッパ諸国においても、
禁止もしくは制限されている。 |
【ダイズ】 有効性:免疫・がん・炎症 (120201)
・2011年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた症例対照研究またはコホート研究11報に
ついて検討したメタ分析において、大豆食品の摂取は女性、非喫煙者、アジア人において
肺がん発症リスクの低下と関連が認められたという報告がある。 |
| 2012年1月 |
【クズ】 有効性:その他 (120126)
・健康な成人12名 (平均27.5±1.89歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバープラセボ比較試験に
おいて、クズ抽出物 (総イソフラボン750 mg/日相当) を9日間摂取させ、8、9日目にアルコール
(エタノール 0.35または0.7 g/kg) を摂取させたところ、アルコール摂取による運動・認識障害の程度に
影響は与えなかったという報告がある。 |
【ダイズ】 安全性:危険情報 (120123) ・ダイズ製品摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
I型糖尿病の19歳男性 (アメリカ) が、イソフラボン360 mg/日相当のダイズ製品を摂取する菜食主義を
約12ヶ月間続けたところ、血中テストステロンの減少とDHEAの増加を伴う性機能不全を起こし、
この食習慣を中止後1年で改善した。 |
【セイヨウカノコソウ (バレリアン) 】 安全性:危険情報 (120120)
・13歳女子 (フランス) が、不安軽減や鎮静作用を期待してハーブ薬 (セイヨウカノコソウ、ニガハッカ、
セイヨウサンザシ、チャボトケイソウ、コラノキ含有) を1錠×3回/日、数ヶ月間摂取したところ、
肝細胞の90%以上が壊死して肝移植を受けたという報告がある。 |
【ケイヒ (桂皮) 】 有効性:糖尿病・内分泌<有効性が示唆されたという報告> (120119)
2010年5月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験8報について
検討したメタ分析において、II型糖尿病患者または糖尿病前症の患者におけるシナモンおよび
シナモン抽出物の摂取は空腹時血糖値の低下と関連が認められた。 |
【ダイズ】 有効性:糖尿病・内分泌 (120118)
・2010年までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報について検討した
メタ分析において、II型糖尿病患者による大豆の摂取は、血清総コレステロール、LDLコレステロール、
中性脂肪の減少、HDLコレステロールの増加と関連が認められたが、空腹時血糖値、インスリン濃度、
HbA1c濃度などに影響は認められなかったという報告がある。 |
【セイヨウカノコソウ (バレリアン) 】 有効性:脳・神経・感覚器 (120113)
・不眠症の閉経後女性100名 (試験群50名、平均52.6±3.3歳、イラン) を対象とした三重盲検無作為化
プラセボ比較試験において、バレリアン (セイヨウカノコソウ) 抽出物530 mg×2回/日を
4週間摂取させたところ、睡眠の質の自己評価 (PSQI) の向上が認められたという報告がある。 |
【ハチ花粉】 安全性:医薬品等との相互作用 (120110)
・心房粗動等の既往歴がある71歳男性 (アメリカ) が、ワルファリン (1週間のうち5日間は7.5 mg/日、
2日間は5mg/日) 、ヒドロクロロチアジド、シンバスタチンなどの医薬品 (10種) とハーブ製品 (3種) を
摂取し、INR値が1.9~3.3と安定していたが、ハチ花粉を含む製品 (顆粒) を1ティースプーン
(5gのハチ花粉含有) ×2回/日、1ヶ月間摂取したところ、INR値が7.1まで上昇した。
ワルファリンを一時中断しINR値が回復した後、ワルファリン投与を低用量より再開した。
ワルファリンとハチ花粉のDrug Interaction Probability Scale (DIPS) が5 (probable) であったため、
摂取したハチ花粉とワルファリンの相互作用と推察されたとの報告がある。 |
【チャ (茶) 】 有効性:免疫・がん・炎症 (120105)
・2010年8月までを対象に2つのデータベースで検索できた疫学研究13報について検討したメタ分析において、
症例対照研究3報の解析のみで緑茶の摂取と前立腺がんリスクの低下が認められたが、
前向きコホート研究を含めた解析では影響は認められず、紅茶の摂取と前立腺がんリスクには関連が
認められなかったという報告がある。 |